簿記2級取りたいけど、どうやったらいいんだろう…
独学で取りたいけど、やっぱりスクールに行かないとダメなのかな
今回は、こんな方々に役立つ記事になっております。
筆者のゾロメは、
こんな人間でも、簿記を取ることはできました笑
一応、取得している証拠として
証明証を載せておきます。
早速始めていきたいと思います!
簿記2級に合格するには、基本的に独学でいける!
まず、大前提にですが受かるだけなら独学で十分いけます!
ここは安心しておいてください!
ここで簿記2級の試験内容を簡単にまとめておきますと、
・合格点は70点以上!7割取ればOK
・受験資格は必要なし!(誰でも受けられる)→3級が受かっていなくても、いきなり受けられる。
・学習時間はおよそ150〜250時間
・合格率は約30%!→ただし、最近は難化傾向が強いです。
・ペーパー試験とネット試験の両方で受験が可能!
みなさんが気になるところは、難化傾向気味であること
実際にデータでも現れています。
普通に12.7%はありえない難しさですよね。
10人に1人しか受からないって、もう国家試験並みです。
でも、大丈夫です!ちゃんと勉強すれば誰でも独学で受かります!
次の章からは、どうやって勉強をしたかを書いていきます!
①まず初めに、優良な教材を揃える
独学で勉強をするには、自分のモチベーションが続かなければなりません。
そのためには、必ず優良な教材に出会わなければなりません。
数々の教材がありますが、私が使っていたのはこの5冊だけです!
これ以外買わなくて大丈夫です!
この5冊をやりこめば、絶対に合格できます!
何を買えばいいか迷っている場合は、この5冊を買ってください!
これで準備は完了です!
もし、教材でわからないところが出てきたら…
教材を使っていて、わからないところが出てくることもあると思います。
それは当たり前の現象です。なぜなら簿記3級を飛ばしているからです。
そこで、どうしてもわからない場合は、簿記の教科書3級を1冊買っておくと万全ですよ!
※私も分からなくなって、途中で買ったものですので笑
②商業簿記と工業簿記を同じペースでやっていく
簿記2級の特徴として、
商業簿記 と 工業簿記 の2分野を勉強する必要があります。
ここで、意外にみなさんがハマりがちな落とし穴があります。
並行して行わず、1分野だけをやり続けてしまう。
これは非効率的なので、絶対やめてください。
例えば、商業簿記を1週間連続で勉強したとします。
その後に、工業簿記を1週間します。
商業簿記の内容を覚えていますか?
エビングハウスの忘却曲線をご存知でしょうか。こちらをご覧ください。
この研究は、人間の記憶力に関してですが、たった1日だけで36%しか保持できていません。
それが1週間になると25%と、せっかくやったのにも関わらず、ほとんどのことを忘れてしまってます。
これだと余りにも非効率的です。
それを防ぐためにも、各分野を交互にやっていくことを強くオススメします
科目を変えることで集中力を持続できる
また、このやり方のもう一つのメリットは
集中力の持続に役立つパフォーマンスなんです。
受験勉強の時もそうでしたが、複数の科目があると気分が変わることってありませんか。
でも、こっちの方が得意分野だから先に終わらせたくて…
その気持ちもわかります。ただ、人間誰しも同じことを続けているとモチベーションが下がってしまう生き物です。
実際に心理学では【記憶の順行抑制・逆行抑制】と呼ばれ、
例えば、10個目の単語を覚えた際に
5個目の単語定着を3,4個目が防ぐことが、順行抑制
5個目の単語定着を8,9個目が防ぐことが、逆行抑制
この現象が特に現れるのが、同じことを続けている時なんです。
だからこそ、同じ勉強を続けるのではなく
違う分野と並行してやっていくのが、科学的にも気持ち的にもベストです!
③インプット1:アウトプット9
この比率を絶対に覚えておいてください。
簿記の教科書は全13章で構成されており、やり方としては前から順番でいいと思います。
ただ、各章が終わったら「簿記の問題集」で対応している章に取り組んでほしいんです。
なぜなら、自分が思っている以上に解けないんです。
なるほど!そういうことね!じゃあ次の章に行こうっと。
これだと、全く知識は習得できていません。
簿記の厄介なところは、頭ではわかっても解けないんです。
だからこそ、早い時期から教科書で知識を詰めて、問題集でアウトプットをしてほしいんです。
とにかく手を動かして、電卓を使って、問題集に着手してください。
アウトプットこそ、簿記に受かる1番の近道になります。
問題集は解けるまで回数制限を設けずにやり続ける。
よくブログや記事で「最低3回はやりましょう!」とか回数が書かれていますが、
あれは一切気にしなくていいです。
答えをみず自力で解けるまで解き続けるのがベストです。
その際、こんな感情が巡ってきます。
これだけやってまだ解けないって…もうセンスないんじゃないの?
大丈夫です。独学でやっている人は、みなさんこの壁にぶち当たってます。
私は「簿記の問題集」にある問題の数問がわからず、10回以上解いてました汗
それほど、2級は難しく奥深いものです。
なので、わからないもの前提で進めていきましょう。
④苦手分野を作らないこと
簿記2級はとにかく幅広いです。
3級をやったことがある人はわかりますが、比較にならないほどの範囲となります。
固定資産・有価証券・連結決算・原価計算・CVP分析・費目別計算…
数え切れないぐらいの単元があります。なので1単元ぐらいと思ってしまいがちです。
その考えは捨ててください。絶対につまずくからです。
2級のテスト傾向として、全ての分野から出題される癖があります。
その中で、決算書の処理が非常にめんどくさく、
簡単に言いますと、全ての単元の総合科目のようなものです。
やってみればわかりますが、苦手があるとそれだけで合格から遠のきます。
なので、苦手科目を作らずに進めていくのが鉄則です。
⑤教科書が1周終わり次第、本試験問題集で過去問対策
教科書を1周したら、すぐに本試験問題集で過去問対策に行ってください。
受験のように「過去問は最後のほうがいいのでは?」と思いがちで手付かずですが
簿記に関しては全く無視してもらっていいです。
これだけは絶対に言えることです。
結局は、過去問を解けないと意味がないですからです。
そのために、過去問用の問題集である「本試験問題集」を使い、実践形式に慣れていってください。この際、
正答率は気にしなくていいです。絶対につまずくからです。
形式が違うだけでめちゃくちゃ難しく感じます。これは誰でも通る道です。
なので、できなくて当然の気持ちでいきましょう!最終的に解ければいいので!
1ヶ月で合格した時の勉強時間
実際に私が、12月の1ヶ月で行った勉強法ですが、
【平日5時間+休日15時間】
これだけの時間を費やしてました。
これだけの時間をかけてなお、ギリギリでしたので、
最終的にはどれだけの時間を費やせられるか
結局はここに尽きると思います。
簿記の教科書・問題集シリーズは5周
本試験問題集は6周ほどしたと思います。
それぐらいはしないとダメだと個人的には思ってます。
ただ、その量をこなすと合格できるテストには間違いありません!
どんな人でも合格できます!
今ならWeb試験で何回でもチャレンジできる。
私も試験はWebテストで合格しました。
ペーパー試験だと年に3回しかないので、今すぐにほしい人は絶対にWeb試験で受けましょう!
しかも、ペーパーより簡単という噂もあるようですよ嬉
(個人的には、あまり変わらないように感じましたが…)
より身近になったのも、嬉しいポイントの1つです!
まとめ!
今回は、簿記2級の勉強法について書いてみました!
①優良な教材を揃える
②商業簿記と工業簿記を並行して行う
③インプット1:アウトプット9
④苦手分野を作らない
⑤教科書を1周したら、すぐさま過去問
この5つを意識していれば、必ず合格できます!
結局は、合格できるまでやり続ければいいですもんね。
ただ、簿記2級を取得することはそれだけのメリットもあるのは確実!
この記事が簿記2級の取得に役立てば幸いです!
本日はこれまで!!!
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